アフターピル(緊急避妊)
避妊に失敗した性行為後、72時間以内に服用することで妊娠を高確率に回避できるピルです。「モーニングアフターピル」「緊急避妊薬」と呼ばれることもあります。
こんな時に使われています
- コンドームが破れた・外れた
- コンドームなしで性行為をしてしまった
- 低用量ピルを3日以上飲み忘れたままコンドームせずに性行為してしまった
- 妊娠を望んでいないのに、避妊できなかった
服用のタイミング
性行為の72時間以内の服用で、妊娠を高確率で回避できるとされています。
服用は早ければ早いほど高い効果が得られるため、早めにご相談ください。
ただし、アフターピルは緊急時に処方されて服用するものです。服用したら大丈夫だからと安易に避妊しないで性行為をすることは絶対に止めてください。
当院で取り扱っているアフターピル
レボノルゲストレル錠
72時間以内に服用した場合、85%以上の確率で妊娠を回避できるとされています。
副作用 吐き気、頭痛、倦怠感、不正出血などを起こすことがあります。
ヤッぺ法
72時間以内にまず1錠服用し、その12時間後にもう1錠服用します。約98%の確率で妊娠を回避できるとされているため、確実性がより高くなっています。
副作用はレボノルゲストレル錠より強いとされていて、頭痛、めまい、倦怠感、嘔吐などを起こすことがあります。