旅先への常備薬と「保険診療」について | 半蔵門の婦人科・内科 一番町レディースクリニック

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旅先への常備薬と「保険診療」について

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こんにちは、院長の飯田です。

本格的な猛暑が続いていますね。

先日、日本でも今年初めて、熱中症による死者が出たというニュースが ありましたが、

それも40代の男性というので私も驚きました。

この季節は、年齢に関わらず油断せずに、こまめに水分を摂ることが大切です。

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さて……

そろそろ夏の帰省や旅行のご予定が控えている皆さんも多いことと思います。

この時期になると、
「旅行に行くのでお薬を処方してほしい」
という患者さんが時折、来られます。
この場合の「薬」というのが、

「万が一、旅先でおなかを壊したときのために」

あるいは

「休み中に風邪をひいたときに備えて」

などといったご要望なのですが、
実はこれは「保険診療」の対象にはなりません。

日本では「国民皆保険」といって、
すべての国民がなんらかの健康保険に加入しなければならない
という健康保険制度が定められています。
それによって財源を確保し、
みなさんが病気にかかったときには
他の先進国に比べても、低い治療費で
医療保障を受けることができるのです。

また、保険診療では、
「医師が診察し、なんらかの疾病が認められた場合に、薬を処方することができる」
と医師法で定められています。
当然、まだ症状が出ていない病気に関して、診断や投薬はできませんし
皆さんが、万が一に備えたいお気持ちは理解できるのですが、
安易に投薬し、軽重さまざまな副作用などが現れたりしても大変です
出先で体調を崩した場合は、現地のしかるべき病院にかかること、
また、心配な方はその場合の自費診療に備えて、
旅行保険にきちんと加入することをお勧めします。

もちろん、既往症についてはこの限りではありませんから
長期のご予定などの場合は相談してください。

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